07年4月-08年3月通信販売市場売上高

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通信販売業界を代表する業界団体である社団法人日本通信販売協会が発表した統計によると、通信販売業界全体の売上高は、推計で3兆8,800 億円に上るようです。
通販市場は前年より5.4%の伸び率のようです。
また、日本通信販売協会会員企業の売上高は 2 兆 7,600 億円で、前年度の伸び率より低下したものの、 3.4 %増加したようです。
デパート型総合通販企業と単品通販企業を比較しますと、デパート型の伸び率は3.5 %、単品型は3.2 %となっています。
また、上位10 社の売上高は、1 兆1,800 億円で会員社全体の売上高のなんと、42.8 %を占めているようです。
強者の原理ですね。
私も、3~5年で30億~50億円の売上規模になった通販会社さんを数社知っています。
これをざっくり分析すると、超ネット型と非ネット型に分けられます。
超ネット型とは、ほとんどすべての業務をアウトソーシングし、商品企画と検索エンジン対策やWEB広告などを中心としたWEBマーケティングだけに特化し社内はスリム化したまま巨大になっていく企業のことです。従業員は10名以下の場合もあります。
非ネット型とは、主な集客媒体が紙媒体やマス(テレビ・ラジオ)媒体がメインとなっています。
ここは、マス媒体なので非常に大きな訴求力があり、反面膨大なコストが発生します。
マスで集客し、ホームページをキャッシャー代わりに使っているという印象です。
数年で二桁成長している企業とそうでない企業の違いは「広告費」にあると言われています。
※当然商品が重要です。
広告費の使い方が尋常じゃない(笑)
ですから認知度が一気に上がり、古参企業のパイすら食ってしまうのです。
しかし、当社のお客様には月額数万円のコストで年商17万円のネットショップを2ヶ月で月商200万円超にし、今では月商1000万円超にした企業さんや、年末商戦で1万円~2万円単価の商品を3000個も販売してしまう企業さんもいます。
共通するのは
1.情報を増やす。
2.行動のスピードを上げる。
この2点です。
1.情報を増やすというのは、何が自社にかけているのか?を把握し、そこに資源を注入するということです。
知らないということを最も嫌がる経営者が多いのです。情報を知ってしまうと、顔が変わり、もうかりまっせモードに入ってしまう(笑)
2.行動スピードを上げるということは、知っている情報を活用し、量産するということです。
この量産というのが、キモになるのです。
量産のメリットは二つあります。
・経験値を上げる。
・検索エンジンマーケティングで優位に働くホームページ資産を持つ。
ということです。
WEBをすることで、うまくいく企業もあれば、まったく活用せず無視して爆発してしまう企業もあります。
あなたの会社はどのような選択を行いますか?
実は当社はまったく活用していません。(苦笑)
今後活用していこうと思っています。

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