「自分だけが知っている」は、なぜ損なのか

 

 

 

 

 

 

 

小園です。

最近、ある気づきを得ました。

 

「Ai経由で問い合わせになるお客様はすぐに商談化する」ということです。
皆さん経験あると思いますが。。

 

しかし、今日は技術の話ではなく、私自身の恥ずかしい癖の話を聞いて欲しいのです。

私はずっと、知っていることや大事なことを出し惜しみして生きておりました。

うまくいったやり方も、お客様の悩みを解いた手順も、
「これは自分だけが知っていることだ」
と握りしめて、表に出さずにいた。

出さないでいると、自分が少し偉くなった気さえしていました。

ところが先日、おもしろい話を知りました。
この「自分だけが知っている状態を守りたくて、知識を抱え込む」という心理です。

実は海外できちんと研究されている、人間に共通する癖だというのです。

「知識隠し」と呼ばれています。まんますね。。

人は、自分の知っていることが広まらないようにすることで、
「自分はこの会社に欠かせない存在だ」という立場を守ろうとする。
、、、耳が痛い。

まさに私のことです。

知識を抱え込む人がいる職場ほど、信頼が崩れ、全体の成果が落ちる。

 

しかも、隠せば相手も隠し返す。
逆に、惜しみなく出す人がいると、まわりも出し返すようになる。

 

「自分だけが知っている」で守ろうとした立場は、実際には自分の足元を崩していた、というわけです。

ここで、AIの話とつながります。
これからAIに紹介される会社は、結局「自社の知っていることを、惜しみなく、わかりやすい形で世に出している会社」です。

抱え込んでいる会社は、人にもAIにも見つけてもらえない。

出していないのですから、当たり前ですよね。
私の悪い癖は、人との信頼でも、これからの集客でも、二重に損をする癖だったのです。

そこで、気合いに頼るのをやめて、仕組みにしました。

日記、これまでの経験、打ち合わせで出てきた学び。

「もう手元にあるもの」を発信のもとに変える流れを作った。
ゼロからひねり出すのではなく、すでにある中身を、表に出す形へ整えるだけ。

 

これなら続きます。

今日からできる一歩を、ひとつだけ。

 

握りしめている知識を、ひとつ出してみてください。

出したところで、減りません。

むしろ、出した人から順に、人にもAIにも選ばれていく時代です。

 

 

だからデータベースをつくることを強くおすすめします。
アプリなんか作ってる場合ではないです。

もう求人なんてしないなんて言わないよ絶対

ジーニアスウェブの小園です。
お元気ですか?

 

槇原敬之の「どんなときも」って曲、ご存知ですか?
彼のデビューには、歌詞に衝撃を受け、ビジュアルに勇気をもらいましたよね。

懐かしいです。

いきなり、辛気くさい話で申し訳ありません。

私も一応、経営者ですので、ざっくり100〜200名ほど雇用してきたと思います。

 

 

求人サイトを作って、
広告を出して、
面接して、
採用して、
育てて

——そして、辞められる。

 

 

この繰り返しを、私はハムスターの回し車のように、ずっとやっていました。

 

感じのいい写真や、かっこいい言葉を、ちょっとイキって載せる。

すると、ふわっとした人がエントリーしてきて、

採用しては、また辞める。
そして、ネットに悪評を書く。

私の場合、ここまでが雇用です。

その繰り返しでした。

正直、嫌になりまして、もう3年ほど、採用活動はやめていました。

 

これ以上、傷つきたくなかったからです。
採るたびに、お酒の量が増えますからね。

 

でも、残ってくれた社員もいる。
もう一度、やってみようと思いました。

 

今度は、以前の反省を活かしました。

 

どんな人が欲しいのか。
逆に、どんな人とは合わないのか。
どんな仕事なのか。
きついのか、楽なのか。
社長である私は、いま何を考えているのか。
そして、一緒に、どこへ行こうとしているのか。

 

このあたりを、ぜんぶ文章にして書きました。

我ながら、強烈に長い文章です。

 

「今の若い人は、SNSに慣れているから、短い文章じゃないと読まないでしょ?」

 

——そう言う人が、いまだにいます。

でも私は、言葉で伝えないなら、いったい何で伝えるんだろう?
と思うのです。

 

がっつり書きましたよ。
A4で印刷すると、39枚分です。

 

 

結果、どうなったか。

 

72名のエントリーが集まりました。

 

そのうざ53名から2人に絞り、1名の採用が決まりました。

 

そして、驚いたことがあります。

 

応募してくれた人たちは、みんな

 

「一芸に秀でること」

より、

「何でもできるようになること」

 

を望んでいる人ばかりだったのです。

 

なぜか。

ページに、そう書いたからです。

書いた通りの人が、来てくれる。

 

これが、採用の本当のところだと思います。

 

さて。

あなたの会社の商品ページや、採用ページは、いかがでしょうか。
来てほしい人に向けた言葉が、ちゃんと書けているでしょうか。

 

 

どうやって書くのか?
どうやって知ってもらうのか?

 

やることは、意外と簡単です。

 

AIを使って、こうします。

1. いまのページの文章を、全部AIに読ませる。

2. 自社のことをAIに伝えます
→誰向けの、何屋か
→どんな特徴があるか
→どんな仕事か
→どんな顧客と仕事をしているのか
を箇条書きで40個以上。

3. そのうえで、AIに「足りない情報を教えて」と伝え、リストアップさせる。

4.足りていなかった情報をページに追加する。

これだけです。劇薬は不要です。

 

ぜひ、一度やってみてください。

ではでは。

【Zoholics 2025 USA 現地参加レポート】

2025年5月、アメリカ・テキサス州オースティンにて開催された「Zoholics 2025 USA」に参加しました。

米国でしか会わないZohoエキスパートのカイトの二人。

 

今回は、Zohoが掲げる“CRMを中心に据えた顧客体験戦略”の進化と、AI時代に向けたツールの方向性が明確に打ち出されたイベントとなりました。

本記事では、特に注目したセールス・マーケティング領域のセッション内容をピックアップし、現地の空気感とともにお届けします。


1. Support Keynote 〜Zohoサポート製品の未来とAI戦略〜

登壇者:Blake Dow(Zoho サポート製品セールスマネージャー)

Zohoのサポート製品群(Desk、Assist、Lensなど)は、今後「AIエージェントによる自律型サポート」へ進化していくとのビジョンが共有されました。

  • CRMとの一体化をさらに進め、営業・サポートの情報断絶をなくす
  • 各部門が自分でCRM上に専用モジュールを作れる「Team Modules」
  • タスク連携とステータス追跡で部門間の受け渡しを滑らかに
  • 成果指標(SLA達成率など)をCRM内で可視化
  • ノーコードで自動化フローを組める “Connected Records”

Zohoが目指すのは「CRM上で完結する協働体験の設計」。営業だけでなく、法務・マーケ・サポート全体がCRMをハブに情報連携し、部門横断で顧客体験を構築できる仕組みが進化していました。

2. Customer Panel: マーケティング実践事例共有セッション

登壇企業:

  • Arctic Spas(プレミアムスパ製造)
  • Erase.com(評判管理サービス)
  • SalesTiger/First Choice Business Brokers(ビジネスブローカー)

それぞれの企業がZohoマーケティング製品(CRM、Campaigns、SalesIQ、Forms、Marketing Automation)をどう活用しているかを具体的に紹介。

特に印象的だったのは以下の点:

  • Erase.com: SalesIQとFormsの活用で、広告流入のUTM情報をCRMに自動連携し、質の高い見込み客の可視化と広告改善サイクルを構築
  • First Choice: リードスコア機能で営業の優先順位を自動化し、反応の薄い層は除外。スコアに応じて自動でパーソナルなフォローアップを実施
  • 共通点: すべての企業が「Zoho CRMとの一体化」に重きを置き、セグメント設計・レポート・自動化を活用してマーケティングの効果を高めていた

3. Overview of Marketing Plus:統合型マーケティングスイートの全体像

登壇者:Taylor Backman(Zoho エバンジェリスト)

Zoho Marketing Plusは、複数チャネルの施策を一元管理するための統合型スイート。特に注目されたのは以下の機能:

  • Brand Studio: マーケティング施策を「プロジェクト」として管理し、関係者とリアルタイムで進捗・議論・予算を共有可能に
  • カレンダー統合: SNS/メール/Webセミナー/展示会などを横断的に俯瞰
  • AI提案: 「こんなキャンペーンをやりたい」と入力すると、AIがチャネル設計や配信内容のたたきを提案
  • パーソナライズとA/Bテスト機能: セグメントごとに異なるランディングページやメールを作成可能

分断されがちな社内のマーケティング作業が「1つの場」で統合される、という未来像が体感できました。

4. Create Personalized Marketing Journeys for Your Audience

登壇者:Avinash(Zoho Campaigns/Marketing Automation)

Marketing Automationを活用して「顧客ごとに異なる体験を設計する」方法にフォーカスしたセッション。

  • セグメントや行動履歴(Web訪問・メール開封など)を軸にしたマルチチャネルの自動配信
  • セールス部門との連携で“どの施策が受注につながったか”まで可視化
  • Google広告やSNSとのデータ連携で、費用対効果の高い広告運用が可能に

特に「営業とマーケが別々に動いていたことによる機会損失」を統合で解消するという点が、多くの参加者に刺さっていました。

5. Attract Customers with Organic and Paid Social Media(LinkedIn連携)

登壇者:Jacob Segarra(Zoho)/Amanda Green(LinkedIn)

LinkedInとの共同セッション。以下のような現実的なノウハウが共有されました:

  • 「95%の潜在顧客は“今すぐ客”ではない」→だからブランド広告が重要
  • フルファネル戦略(認知→比較→行動)に合わせたクリエイティブの設計
  • LinkedIn上の動画広告やリードフォームを活用したシナリオ連携
  • Zoho Social/Zoho CRM/Zoho Analyticsと連携し、反応から商談・受注まで追える体制を構築

6. Engage Customers with Integrated Email Marketing

登壇者:Avinash(Zoho Campaigns/Marketing Automation)

Zoho Campaignsを使ったメールマーケティングの基礎から応用までを網羅。

  • ステージに応じたメール設計(ウェルカム→検討→購入→再アプローチ)
  • CRMと連携し、リードのセグメントに応じたコンテンツ出し分け(動的コンテンツ)
  • A/Bテスト/アンケート/フォーム/ファイルDLなどの応用活用
  • 一括配信ではなく、オートメーションでの継続的な関係構築を推奨

「テンプレを作って“ブックマーク”し、再利用性を高める」など、実務的なTIPSも豊富に紹介され、実際の活用イメージが湧く内容でした。


総括:CRMをハブに、部門を超えて“体験”を設計する時代へ

どのセッションでも共通していたのは、「CRM=営業管理ツール」ではなく、**“全社的な顧客接点のハブ”**としてCRMを再定義しようというメッセージです。

Zohoは“CRM for Everyone(すべての部門にCRMを)”を掲げ、営業/マーケ/サポート/開発までがCRMを介して情報を共有・連携できる設計を進化させています。

日本ではまだ「CRM=営業マンの管理ツール」という印象が根強いですが、Zoholics 2025で提示されたのはまさにその逆。

「CRMを活かせば、全社のマーケティングと顧客体験が変わる」

──それを肌で感じた4日間でした。

これからのZohoの進化と、私たち自身の活用も、ますます楽しみになりました。

 

以下番外編

憧れのレンジャーボート。ヒューストン北部のバスプロショップで。

カイトにおごってもらった。アストロズvsロイヤルズ。劇的な幕切れ。

アリゾナから参加のリッチ氏。流暢な日本語を話すご機嫌な野郎だ。