2013年2月アーカイブ

バルセロナにおける地味な報告の件。

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こんにちは。小園です。

バルセロナへ行ってきました。


この記事はミラノから帰国のフライトの前に書いています。


今回の旅にバルセロナ行の予定はありませんでした。

しかし、イタリアでデザインに触れるに連れ、一人の偉大な芸術家が頭に出てきました。

それが、ピカソです。

私がピカソで持ち合わせている知識は

1)キテレツな絵を書く奇想天外かつ天才的な芸術家
2)けしからんモテモテ野郎

ぐらいのものでした。

2については触れずに進めますが、いかにして『現在でも高額で取引されるキテレツな絵』を書くようになったのか?

その経緯が急に知りたくなったのです。

ピカソはスペインのマラガに誕生しパリで没しました。

また、多くの時間をバルセロナで過ごしていたといいます。

現在、欧州7箇所にピカソ美術館があります。

その一つがバルセロナにあります。

夜中にバルセロナ入りし、翌日10時の開館と同時に入りました。


私の軽薄なピカソの知識は早い段階で破壊されました。

キテレツな絵を書くようになる前は、かなり普通に上手い絵を書いていたことを知ったからです。

しかも、その数が尋常ではありません。

本当に一年でこの数量の絵を完成させたのか?

と疑いたくなるほど、大量に書いています。

ピカソは、その生涯を通しておよそ13500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を完成させ、膨大な作品を我々に残しました。
その後、最も多作な芸術家であると『ギネスブック』で認定されています。

草創期のピカソの作品を見ても、彼は、はじめから絵はうまかったと感じました。

基礎技術は、かなりしっかりしていたという印象です。

そういう人が量(作品数や時間)でも他を凌駕していたということを知り、少し嬉しくなりました。

やはり、量は大事だと。


ピカソの作品は、質も非常に高かったので、マネにしくいですが、量はマネできるな、と。

とにかく、量や時間にこだわろう、と。


話が少しそれますが、私のサラリーマン時代に、営業成績と勤務態度が悪く、結局、クビになったという経緯があります。


その時にいろんな人から『努力しろ!』と言われました。


そして、

『そうか、努力すればうまく行くのか!』

でも

『努力って何すればいいんだよ!』


と自分でツッコミを入れ、結局、何も出来ずに、結局、クビになったということがありました。


努力って意味はWikipediaで見ると


『努力とは、目標を実現するために、心や身体を使ってつとめること』

とあります。


結局、何をすればいいんだよ!


と再びツッコミを入れる次第です。


しかし、会社をクビになり、仕様がなく一人で仕事を始めてわかったことがあります。


『努力とは、とにかく時間を投入すること』なのではないか?

ということです。


それからというもの、技術や方法論の獲得や実践、時にはセンスの獲得に至るまで、とにかく時間を投入してきました。


そしてお金も(笑)


結果は、決して芳しいものではありませんが、現在まで仕事ができているのは、この『時間の投入』にこだわってきたからだと思っています。


それが、ピカソに触れることで、
強くなりました。


まあ、

それしかないし、簡単だし。

というのもありますが。


ともあれ、今回の欧州の旅では、『基本』の重要性とそれを獲得するための『時間』を確認することができました。


職業人としての私は『ワークライフバランス』なる言葉が嫌いです。


やはり、道を極める人が好きです。


私もちょっとだけでいいから極めたいな、と。


そのためには、時間を使って基本に忠実に仕事をしていこう。


そんな結論に至りました。


身重の家内と2歳の子どもを2週間も置いてきて、スカイプ・ビデオ経由で『オンライン土下座』をした甲斐もありましたよ。


また、どこかで報告しますね。


そろそろ飛行場へ移動します。


では、また。


追伸、勉強会も予定しているので来てくださいね(笑)


■■『既存顧客から売上を上げる方法』勉強会■■


・東京会場
http://www.genius-web.co.jp/seminar/201302recession-tokyo.html
【開催日時】2013年2月25日(月)15:30~17:30
【定員】5名
【場所】東京都中央区銀座3-13-19 東銀座313ビル8階 TEL:03-6226-5880
【料金】当社のお客様5,000円 初めてのお客様10,000円


・大阪会場
http://www.genius-web.co.jp/seminar/201302recession-osaka.html
【開催日時】2013年2月27日(水)15:00~17:00
【定員】10名
【場所】大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル15階 全日本SEO協会セミナールーム
【料金】当社のお客様5,000円 初めてのお客様10,000円

イタリアデザイン修行の旅。

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こんにちは。小園です。

先週からイタリアにおります。

ミラノからベネチア、フィレンツェ、ローマへと移動し、現在は、サトルーニャの温泉地におります。

イタリアに来た理由は、デザインというものを今一度考え直そうという課題があったからです。

ミラノ大学、ベネチアの仮面、ローマでの宗教芸術、歴史などを見てきました。

現在、商業デザインに関しては米国が優位です。

なぜ、イタリアか?というと、マーケティング、とりわけインターネットで言うと米国が作ったインフラの上で世界中の人が戦っている現状があります。

これは私たち日本人もそうですが、ヨーロッパの方々もそうなんですね。

ですから、ヨーロッパからは学ぶことが多いのです。

米国のインフラをどのように使うか?
そのためのデザインとは何か?

という視点です。

早くも収穫はありました。

ミラノ大学、ベネチアの仮面から如実に学ぶことができました。


それは、『基本』というものの習得です。

デザインの『基本』とは
・タイポグラフィー(フォントのこと)
・色彩
・構造

です。

これらの『基本』パターンをどれだけ習得し、保有しているかがデザイン性を高める唯一の方法でした。

一発逆転はない。

と。

『イタリアまで来てこれかよ』

これが正直な私の感想ですが、これは真理です。

何事も基本をおさえた者が強いということです。

ローマでサッカーセリエAラツィオ(現在3位)vsナポリ(現在2位)の好カードも観戦しましたが彼らのボールを止める、蹴るという基本技術の高さに驚きました。

クリエイティビリティーは基本の上に存在する。

ということの象徴のように感じました。

職業人として、経営者として基本を高める必要性を痛感した次第です。

経営者の基本として挙げられるの間違いなく数字です。

イタリアも同じです。

というより世界共通です。

この自社の数字、とくに顧客に関する数字を把握しようというテーマの勉強会を開催します。

イタリアでのデザインの話も踏まえ、お話しようと考えています。

興味があればご一緒しましょう。


■■『既存顧客から売上を上げる方法』勉強会■■


・東京会場
http://www.genius-web.co.jp/seminar/201302recession-tokyo.html?id=blog
【開催日時】 2013年2月25日(月)15:30~17:30
【定員】 5名
【場所】 東京都中央区銀座3-13-19 東銀座313ビル8階 TEL:03-6226-5880
【料金】 当社のお客様5,000円 初めてのお客様10,000円


・大阪会場
http://www.genius-web.co.jp/seminar/201302recession-osaka.html?id=blog
【開催日時】 2013年2月27日(水)15:00~17:00
【定員】 10名
【場所】 大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル15階 全日本SEO協会セミナールーム
【料金】 当社のお客様5,000円 初めてのお客様10,000円

私は、思うところあって、これからバルセロナへ向かいます。

また報告しますね。

では。

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